疫病退散妖怪 アマビエ

江戸時代後期の肥後国(現・熊本県)に疫病退散妖怪アマビエが現れたという。
パンデミック退散妖怪は私たち一人ひとり(全員) 


アマビエ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%9E%E3%83%93%E3%82%A8

アマビエ(歴史的仮名遣:アマビヱ)は、日本に伝わる半人半魚の妖怪。光輝く姿で海中から現れ、豊作や疫病などの予言をすると伝えられている。
同種の妖怪と考えられるものに尼彦/あま彦/天彦/天日子/海彦(読みの推定:あまびこ)、尼彦入道/天彦入道、アリエがある。

伝承
江戸時代後期の肥後国(現・熊本県)に現れたという。この話は挿図付きで瓦版に取り上げられ、遠く江戸にまで伝えられた。
弘化3年4月中旬(1846年5月上旬)のこと、毎夜、海中に光る物体が出没していたため、役人が赴いたところ、それが姿を現した。姿形について言葉では書き留められていないが、挿図が添えられている。
その者は、役人に対して「私は海中に住むアマビエと申す者なり」と名乗り、「当年より6ヶ年の間は諸国で豊作が続くが疫病も流行する。私の姿を描いた絵を人々に早々に見せよ。」と予言めいたことを告げ、海の中へと帰って行った。

アマビエチャレンジ
2019新型コロナウイルスによる急性呼吸器疾患は、中華人民共和国湖北省の武漢市で2019年後期に発生し、明くる2020年に入ってアウトブレイクからパンデミックへと発展した。日本も深刻な事態に陥り、防疫上の事由で人の物理的交流も経済活動も大幅な自粛を余儀なくされた。そのような鬱屈した社会情勢にあった同年(令和2年)2月27日、「疫病退散にご利益があるというアマビエの力を借りよう」「コロナウィルス対策としてアマビエのイラストをみんなで描こう」との発想から、妖怪掛け軸専門店「大蛇堂」が、妖怪ファンは周知ながら一般にはほとんど知られていないアマビエの解説と共に大胆にアレンジした強面のイラストレーションをTwitterに投稿したところ、この考えに賛同した多くのTwitter利用者がハッシュタグ「アマビエ」「アマビエチャレンジ」「アマビエ祭り」などを付けてアマビエを自己流にアレンジした作品(イラスト、漫画、動画、ぬいぐるみ、あみぐるみ、刺繍、フィギュア、スタンプ、その他小物など)を次々に投稿するという動きが起こった。5日には著作権フリーのイラスト素材サイト「いらすとや」にも投稿された。漫画家・トキワセイイチが漫画『アマビエが来る』をTwitterに投稿したのは6日で、これにも大きな反響があった。原書にあたるアマビエの瓦版を所蔵する京都大学附属図書館からは6日に投稿があり、数日のうちに5,000を超える「いいね!」が寄せられた。新潮社のソーシャル分析ツール「ForSight(フォーサイト)」でキーワード「アマビエ」を含むツイートを調べると、2月は日に10件程度であったものが、3月1日は162件と微増し、3日になって4,737件と急増、そして、7日には38,646件と爆発的に増えていることが分かる。
また、11日には、アマビエの研究で知られる長野栄俊が普段からコラムを執筆しているウェブサイト「ふーぽ」上でアマビエチャレンジについて言及しており、今回の大流行には予言の要素が見られず、護符としての特徴のみが拡散していると分析した。加えて、ご利益を明言していないアマビエより、「私の姿を見る者は無病長寿、早々にこのことを全国に広めよ」と告げているアマビコのほうが本来はふさわしいとの、研究者らしい一言もあった。アマビコとアマビエ、いずれかの流行は、天保・安政・明治に続いて今回の令和が4回目であることも紹介している。
なお、原典たるアマビエの予言(アマビエの瓦版の原文)は「(これから先、)豊作が続くが疫病も流行する。私の姿を絵に写して人々に見せるべし。」という旨のものであり、前節と後節が直接には繋がっていないことをもって「絵を見せることで疫病が収まると言っているわけではない」と解釈する人もいる。長野栄俊は【ふーぽコラム】において「じつは亜種であるアマビエは「早々に私の姿を写して人々に見せよ」とは告げるが、その御利益は明言していない。/一方、原種のアマビコの方は「私の姿を見る者は無病長寿、早々にこのことを全国に広めよ」と告げている。/SNSで見て、拡散すべきは「アマビエ」ではなく「アマビコ」の方かもしれない。」と述べている。
その上で「前節の内容に続けての話なら、文脈上、耕作にも防疫にも良い結果をもたらしてくれることを期待しないほうがおかしい[独自研究?]と解釈する層も一定数存在する。


Higo_Amabie.jpg
アマビエの出現を伝える瓦版 [注 1]
弘化3年4月中旬(1846年5月上旬[注 2]、江戸時代後期)刊行。木版画。京都大学所有、京都大学附属図書館収蔵。

【注意】以下の文章は、アマビエの出現を伝える瓦版の内容を書き起こしたものですが、完全ではありません。
《 原 文 》 文字は当時の字体(旧字体は原文ママ、崩し字は新字体に変換)。約物は現代の補足。
肥後国海中え毎夜光物出る。所の役人行見るに、づの如く者現す。私は海中に住、アマビヱと申す者也。當年より六ヶ 年の間諸国豊作也。併し、病流行、早々私写し人々に見せくれと申て、海中へ入けり。右写し役人より江戸え申来る写也。 弘化三年四月中旬






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